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最後の「国民的作曲家」?筒美京平

アイドルや流行歌手(いつの時代の言葉だ)に比べると、作曲家ってあまりメディアに出ないし、超有名曲でも作曲家を知ってるか?と言われると答えに詰まることも多い。
そんな訳で少し前に長嶋茂雄、松井秀喜のダブル受賞があった国民栄誉賞。何となく過去の受賞者歴を見てみて思ったことが一つ。
作曲家の国民栄誉賞受賞者って、今一つ存在感が薄い。いやあ、凄いことは凄いんですけどね。
全員(古賀政男、服部良一、吉田正、遠藤実)が没後受賞で、いわゆる戦後の歌謡曲を作ってきた人だから、我々の世代には知名度が今一つです。
歌謡曲や流行歌なんてもはや死語になっている時代、「国民国家」なんて教科書の中でしか教わらない、実感できないかもしれない時代に、国民栄誉賞にいかほどの価値があるのか、今後選ばれる作曲家っているのかしら…と思ったら、
筒美京平という人がいました。1942年生まれで御年71歳だそうだが、ちょっと彼のディスコグラフィーを調べてみたら、
名曲が出るわ出るわ、
「ブルーライト・ヨコハマ」「木綿のハンカチーフ」「17歳」「夏色のナンシー」「わたしの彼は左利き」「また遭う日まで」「魅せられて」「ロマンス」「セクシャル・バイオレットNO1」「センチメンタルジャーニー」「スニーカーぶるーす」「ギンギラギンにさりげなく」「仮面舞踏会」「なんてったってアイドル」「卒業」「抱きしめてTONIGHT」「AMBISIOUS JAPAN」「綺麗アラモード」…

な…なんだこの人は!?
60年代から00年代に至るまで40年以上も、日本人なら何となく聴いたことのあるような曲をほとんど作っているではないか!この人の曲を一度も聴いたことのない日本人を探す方が難しいのでは?特に70~80年代は凄い。聖子明菜の双璧には殆ど曲を提供していないようですが、男女問わず聴いたことのあるアイドルソングを次から次へと大量生産しています。
「なんてったってアイドル」「センチメンタルジャーニー」のように、売上とは別にインパクトに残る曲も多い。
活躍期間の長さ、提供曲の数とレベルからみても、間違いなく戦後最高の作曲家でしょう。作曲家別売上歴代トップというのもうなずける。
都倉俊一・阿久悠・松本隆は知ってたけど何故かこの人の名はほとんど意識しておらず、経歴を知って愕然とした。打線組んで(※)日本シリーズができるレベル。
しかも竹達さんにまで曲を提供している「時空ツアーズ」とのこと。
本人がまた滅多にメディアに出ない(2012年にNHKで「稀代のヒットメーカー 作曲家筒美京平」が放映されたが、これがおそらく唯一の本格的なTV特集)人ゆえ、知名度は低いかもですが、
作曲家として5人目の国民栄誉賞受賞があっても全く異議なし、な人であります。
斜陽気味のJPOPでは、今後、こんな「国民的作曲家」と呼べる人はもうおそらく出ないでしょう。

※なんj(2chのなんでも実況J板)の定番スレの一つで、何かの人や物を打順のようにランク付けして並べて比喩するもの。
例:blog.livedoor.jp/nannjoy/archives/2047142.html
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