スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

気になるあのクリエイターPART1 上松範康・神前暁・田中秀和・平田祥一郎

前回の記事を書いた前後から、
キラー・チューンを作った作曲家さんはどんな人なんだろう?と調べていたら、なかなか面白いことになっていました。普段僕らが音楽を聴くとき、歌う歌手やアイドルに着目することがほとんどですが、「作曲家」というキーワードを使うと、面白いつながりが見えてきます。
でも要は単純に、あの曲を作ったこの人が別のアーティストのこの曲も提供した、というつながりを見つけるのが楽しい面白い、ということですね。

以下、私が興味を惹かれた作曲家名とその人の主な提供曲(代表曲)とそのコンテンツを紹介してみます。斜字が私がお気に入りの曲です。これらはあくまで個人的な嗜好ですし、個々の作曲家さんの曲をすべて聴いているわけではありません。正確には、「ある作曲家の実績のうち、私が好きな曲やジャンルの特徴を軽く分析した結果こうなった」という内容ですので、その点はご容赦ください。



上松範康さん

代表曲:「Discotheque(通称ちゅるぱや)」、「Dancing in the velvet moon」、「Eternal Braze」、「Synchrogazer」、「Lovely Fruit」、「深愛」(ここまですべて水樹奈々さんへの提供)「マジlove1000%」「逆光のフリューゲル」

00年代以降のアニソン作曲家の第一人者と呼んで差支えないクリエイター。アニソン・ゲーソン・声優ソングと幅広く楽曲提供をされています。特に水樹奈々さんとのコンビは名曲揃いで、その筆頭はEternal Brazeでありましょう。
ピアノ、ストリングス、ブラスサウンド。ユーロビートとまんべんない種類のサウンドで、オーケストラのような壮大さを感じさせる曲調が特徴と思われます。一方でちゅるぱやや「Maria&Joker」のように、声優ソングには珍しい、トランペットを活かしたジャズ系のサウンドも特徴的です。
音楽制作集団Elements Gardenの代表でもあり、Elements Garden自体も様々なクリエイターの方が独自に作曲活動をしています。ちなみに上松さんの実妹の上松美香さんの夫の藤間仁さんもここに所属しつつアニソンクリエイターとして活動されており、水樹さんにいくつか楽曲を提供しています。


神前暁さん

代表曲:「もってけ!セーラーふく」「God knows」「冒険でしょでしょ」「キラメキラリ」「GO!MY WAY!」「恋愛サーキュレーション」「白金ディスコ」「雨上がりのミライ」(ミルキィホームズ)「Motto☆派手にね」(戸松遥)

上松氏と並ぶ現代アニソン作曲家の巨頭にして、萌え系電波ソングの第一人者。アニソン作曲家としての知名度もおそらくナンバーワンで、「もってけ セーラーふく」「ふたりのもじぴったん」「キラメキラリ」「GO!MY WAY」など、ネット上で記憶に残る楽曲を多く作っています。提供コンテンツも、「らき☆すた」「アイドルマスター」「じょしらく」「ビビッドレッド・オペレーション」など、よくも悪くもネット界隈に話題になる作品が多いです。所属するサウンドクリエイター集団「MONAKA」に掲載のプロフィールから引用すると、

その音楽は、親しみやすくキャッチーでいながら不思議と耳に残る独特のメロディーセンスを最大の武器とし、主題歌から劇伴まで、ファンクからオーケストラまで、ジャンルを飛び越えた縦横無尽のサウンドメイクで聴く者を魅了する。

とありますが、非常に的確といえます。上松さんが壮大な曲や疾走感のある曲、いわゆる「高まる」曲を得意とするのに対し、神前さんは一度聴いたら忘れられない曲や可愛い曲を得意とします。渋谷系的要素も氏の得意とするところであり、「もじぴったん」「ハミングガール」(「Aちゃんねる」エンディングテーマ)がその一例です。さらに「Motto派手にね」はどう聴いても、アニソンではなく80年代アイドルソングとして聴かされても全く違和感のないサウンドです。ジャンルを飛び越えたサウンドメイク、とはこの多彩ぶりを言う

個人的な感覚に根差す内容になるのですが、神前さんの、特に可愛い系の楽曲は、「オタク文化」「アキバ系」を代表するサウンドではなかろうか、つまり、我々が近年流行りのアニソンの曲調、と聞いて真っ先に想起するのが神前さんの曲ではないかな、と思います。
 いずれにせよ、この一記事だけではとても書ききれない実績を持った方です。


田中秀和さん

代表曲:「カレンダーガール」、「Prism spiral」、「Move on now」、「Angel Snow」「放課後ポニーテール」(以上すべて「アイカツ!」)、「太陽曰く燃えよカオス」(這い寄れ!ニャル子さん)、その他「黒執事」「WORKING」などへキャラクターソングを提供

この人に興味を持ったのはただでさえ良曲揃いのコンテンツ「アイカツ!」の中で私が好きな楽曲のほとんどに関わっていたことがきっかけです。神前さんと同じMONAKA所属で、師弟関係にあります。
MONAKAのスタッフ紹介ページでは一番下に紹介ページがあるようにまだ若手の方で、活躍し始めたのは2010年頃からですが、「アイカツ」でラテンハウス(Move on now!)、テクノポップ(Prism Spiral)、渋谷系(Angel Snow)と異なるジャンルをすべて網羅し、かつどの曲も外れがないという実績はかなりのものがあります。
(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!という独特のフレーズで話題となった「太陽曰く燃えよカオス」も、「アイカツ!」の曲とは別に、神前さん譲りの中毒性ある楽曲です。
才能に驚くばかりであり、今後どのコンテンツにどんな曲を提供してくれるのか期待が高まるクリエイターの方です。


平田祥一郎さん

代表曲:「Dear Woman」(SMAP)「Lovely Girls Anthem」(麻生夏子)、その他ハロプロアーティストへの編曲DanceDanceRevolution、pop'n musicなどゲームBGMの提供も多数
始めは「Lovely Girls Anthem」(ミルキィホームズエンディング曲)の作曲者として知ったのですが、なんとSMAPの「Dear Woman」の作曲家でもあったとは! その他ハロプロ所属のアーティスト(モーニング娘。、C-ute、Berryz工房、スマイレージ、美勇伝、ミニモ二)をはじめ、アイドル・アーティストへの作曲・編曲の実績が多くある方です。従って活動期間もかなり長く、10年以上に及んでいます。
確かによく聞いてみると、「Dear…」も「Lovely」…も爽快な打ち込みが似ているようにも感じます。
実績がアニソンよりJPOPの方がメインですので、曲もあまり「アニソンチック」ではありませんが、キャッチーで聴いていて気分が高まる曲ばかりです。
ゲーム音楽の方は私は疎いのですが、音楽ゲーム「pop'n music」の「会社はワタシで廻ってる!?」は、私がこの人を知るきっかけとなった2曲に似た爽快なサウンドで、やはり一度聴いただけでハマったキラー・チューンです。

そして、平田さんの活動を知り、また今後記事にしていく予定の作曲家の実績を知って思ったのは、

「作曲家」という視点で見ると、アニソンとアイドルソングの垣根は意外と低いのではないか


ということです。
ソロ・グループを問わずアイドルへの曲提供と共に、アニソンの作曲・編曲でも活躍している作曲家が
何人もいますし、「声優アイドル」というジャンルも音楽界に定着しつつあります。
「アイドル」と「アニソン」の世界の意外なつながりがわかるということで、こうした
楽曲やクリエイターに関するリサーチ、まだまだ続けていきたいと思います。
スポンサーサイト

私のキラー・チューン

私は音楽を聴くとき、特定の歌手やアイドルの曲を何曲も聴くより、歌手に拘らず好みの曲調の楽曲をお気に入りに加えていくという鑑賞スタイルをとっています。
Jポップだろうがアイドルソングだろうがアニソンだろうが昔の曲だろうが今の曲だろうが、とにかく「好きなジャンル・チューン」というのがあり、それに合った曲がお気に入りに追加されていくという楽しみ方です。
「好きな曲調」を一言で言うと「ノリのいい曲」になります。どうやら、
ハウス、テクノポップ、ディスコ、ダンスチューン、ラテン、ユーロビート、渋谷系
これらのジャンルの特徴を備えた曲、になるらしい。
(あくまで個人的な分類なので一般的な定義とはずれているかもしれませんが)
反対にバラードやハードなロックは苦手です。
具体的な楽曲を挙げてみますと、例えば
Now loading sky(スフィア)H@ppy togetheryou make me happy(ともにフレッシュプリキュア!のエンディングテーマ)、「Lovely girls Anthem」(麻生夏子)
この四曲のようなサウンドはもうどストライクと言っても過言ではありません。
前3曲はブラスサウンド(金管楽器から出るような音)がとても効果的で、爽快なメロディをより爽やかで軽快に仕上がっていますし、Lovely girls Anthemは可愛さと爽やかさが同居するサウンドが魅力的で、4曲とも一度聴いただけで好きになった個人的キラーチューンです。


また、テクノポップ系ですと
名曲「Love exe」(桃井はるこ)「Prism spiral」(アイカツ!劇中歌)も一推しです。
前者はテクノサウンド(若干ユーロビートも混じってるか?)全開で、いかにもヴァーチャルな世界を連想させます。疾走感もたまりません。以前記事に書いた「Prism Spiral」は、女の子向けコンテンツの曲とは思えないくらいのクオリティです。

その他、底抜けに明るい王道アニソン系の「雨上がりのミライ」(ミルキィホームズ)、ラテン系の「mermaid festa vol.1」(μs)、「Move on now!」(アイカツ!劇中歌)などがお気に入りです。

…と、ここまでならただの曲紹介で終わってしまうのですが、何となくこれら、好きな曲の作曲家の方々のディスコグラフィーを調べていたら、

「Lovely girls Anthem」とSMAPの「Dear WOMAN」が、
「mermaid festa vol.1」とAKB48の「言い訳maybe」が、
それぞれ同じ作曲家の手によるもの、


ということを知って、JPOPとアニソンの意外なつながりを面白く感じています。
確かに「Lovely~」と「DEAR~」はよく聴くとメロディが似てなくもないし、
「mermaid~」はラテン系だから一見(一聴?)わかりづらいけどアイドルソングとして聴けば、それはそれで
違和感なく受け入れられる曲といえます。

そこで、僕が聴いたことがある、他のアニソン、声優ソングなどについても、「作曲家」で分析してみるとどうなるか?ということも記事にすることも考えている今日この頃です。


社畜の安寧

今の会社は、決して悪いところじゃない。無茶なノルマもないし、ヤクザまがいの叱責もない。
メインとなる仕事自体は面白いといえば面白い。
それでも、40代や50代、髪は白く薄くなり、腹は出て成人病と隣り合わせになるような年まで今の仕事を続けたいかと言われると、それは考え物だ。
全てを仕事に捧げ、有給も取らず、唯々諾々と従っていれば首になることも苛められることもないだろう。典型的な古い体質の日本企業である。
会社でやりたい目標があることはあるが、それを実現するには5年前後はかかる。この5年というのが厄介で、
承知の通り日本は年齢を重ねる程に可能性が狭まる社会だ。
34~5歳(※)くらいまでやってみて自分のやりたいことをやってしまって、その時に転属の見込みがないなど、先が見えたら辞めて外に行くという選択肢がかなり魅力的ではある。
ただいわゆるホワイトカラー的な仕事ではなく、汎用的なスキルがつかないのが急所だ。
年ばかり食って、他で通用する能力もないまま、理不尽な扱いを受けても、辞めたら他に行き場がない不安を抱えて我慢して勤め続けるしかない、
というのが想定されるワーストケースだ。
僕には仕事とは別に好きなもの、もっと知りたいもの、当事者として関わってみたいものが沢山ある。
本も読みたいし音楽聴いてるだけで一日潰すのも悪くないし、海外や日本にも行ってみたい場所が沢山あるし、即売会やサブカルチャー全般にもずっと興味を持ち続けたいし、観劇やライブ行脚もウェルカムだ。歴史上のどうでもいい薀蓄も貯めこむのは大好きである。
友達には、以上にあげたもの全部を一人でやってる人こそいないが、
海外旅行やアイドルのイベント遠征し放題の人やベテランの即売会スタッフ、声優ライブ通いの猛者や同人作家や「踊ってみた」の企画に出るために遠征してくる人までいる。
自己責任だなんだと言われて俺一人が我慢しなきゃいけない理由なんざない。

この、労働に関する話はこれからもちょくちょく書いていくだろう。

※何故34~5歳かというと僕がこの年齢になる頃に、丁度コミックマーケットが100回目(C100)を迎える見込みだから、その前後には這ってでもコミケに関わりたいというひそかな野望があるから。

最後の「国民的作曲家」?筒美京平

アイドルや流行歌手(いつの時代の言葉だ)に比べると、作曲家ってあまりメディアに出ないし、超有名曲でも作曲家を知ってるか?と言われると答えに詰まることも多い。
そんな訳で少し前に長嶋茂雄、松井秀喜のダブル受賞があった国民栄誉賞。何となく過去の受賞者歴を見てみて思ったことが一つ。
作曲家の国民栄誉賞受賞者って、今一つ存在感が薄い。いやあ、凄いことは凄いんですけどね。
全員(古賀政男、服部良一、吉田正、遠藤実)が没後受賞で、いわゆる戦後の歌謡曲を作ってきた人だから、我々の世代には知名度が今一つです。
歌謡曲や流行歌なんてもはや死語になっている時代、「国民国家」なんて教科書の中でしか教わらない、実感できないかもしれない時代に、国民栄誉賞にいかほどの価値があるのか、今後選ばれる作曲家っているのかしら…と思ったら、
筒美京平という人がいました。1942年生まれで御年71歳だそうだが、ちょっと彼のディスコグラフィーを調べてみたら、
名曲が出るわ出るわ、
「ブルーライト・ヨコハマ」「木綿のハンカチーフ」「17歳」「夏色のナンシー」「わたしの彼は左利き」「また遭う日まで」「魅せられて」「ロマンス」「セクシャル・バイオレットNO1」「センチメンタルジャーニー」「スニーカーぶるーす」「ギンギラギンにさりげなく」「仮面舞踏会」「なんてったってアイドル」「卒業」「抱きしめてTONIGHT」「AMBISIOUS JAPAN」「綺麗アラモード」…

な…なんだこの人は!?
60年代から00年代に至るまで40年以上も、日本人なら何となく聴いたことのあるような曲をほとんど作っているではないか!この人の曲を一度も聴いたことのない日本人を探す方が難しいのでは?特に70~80年代は凄い。聖子明菜の双璧には殆ど曲を提供していないようですが、男女問わず聴いたことのあるアイドルソングを次から次へと大量生産しています。
「なんてったってアイドル」「センチメンタルジャーニー」のように、売上とは別にインパクトに残る曲も多い。
活躍期間の長さ、提供曲の数とレベルからみても、間違いなく戦後最高の作曲家でしょう。作曲家別売上歴代トップというのもうなずける。
都倉俊一・阿久悠・松本隆は知ってたけど何故かこの人の名はほとんど意識しておらず、経歴を知って愕然とした。打線組んで(※)日本シリーズができるレベル。
しかも竹達さんにまで曲を提供している「時空ツアーズ」とのこと。
本人がまた滅多にメディアに出ない(2012年にNHKで「稀代のヒットメーカー 作曲家筒美京平」が放映されたが、これがおそらく唯一の本格的なTV特集)人ゆえ、知名度は低いかもですが、
作曲家として5人目の国民栄誉賞受賞があっても全く異議なし、な人であります。
斜陽気味のJPOPでは、今後、こんな「国民的作曲家」と呼べる人はもうおそらく出ないでしょう。

※なんj(2chのなんでも実況J板)の定番スレの一つで、何かの人や物を打順のようにランク付けして並べて比喩するもの。
例:blog.livedoor.jp/nannjoy/archives/2047142.html
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。